せどりに必要なモノレートの見方【4つおさえる】

せどり入門

せどりを始めたばかりで、モノレートの見方がわからないんだけど。。。

それと、機能がありすぎていったどこを見ればいいの?

教えて!

こんにちは、せどブロの哲です。

今回は、せどり初心者がモノレートで見るべき箇所をまとめました。

初心者がモノレートで見るべき所は4つ!

・販売価格(カート価格・入金)

・ランキング(月に何個売れているか)

・モノレートユーザー(ライバルがその商品に気づいているか)

・出品者数(ライバル数)

ということで、モノレートに関してひとつひとつ見ていきましょう。

 モノレートとは?

モノレートは、せどりに必要不可欠なサイトです。

なぜなら、モノレートで仕入れ判断をするからですね

モノレートで分かることは、

①価格の変動

②売れ筋

③出品者数

④何個仕入れるべきか

などなど、その商品が仕入れるべきかどうかの判断基準をすることができますよ。

モノレートの使い方

赤枠で囲っている場所に、

・商品名

・JANコード(商品についている13桁の数字です)

・ASIN(Amazon専用コード)

を入力し、検索します。

私は、ASIN・JANコードを入力し検索しています。

 

なぜなら、商品名で検索すると違う商品がヒットする場合があるため。

今回は、ASINを入力し検索してみます。

まずは、商品のASINを取得するところからです。

①Googleで商品名を検索し、出てきた商品をクリック

②商品ページが出てくるので、下にスクロールします。

③登録情報のところにASINがあるので、コピー(パソコンの方はctrl+c)します

④モノレート画面で貼り付け

あとは、モノレートの見方を抑えるだけですよ。

続いてモノレートの見方を解説していきます。

モノレートの見方(カート価格・入金)

この商品を例に実際にモノレートを使って仕入れ判断していきましょう。

①リサーチした商品が利益が出るかどうか確認(カート価格・入金を見る)

モノレートを見ると、カート価格や中古価格が載っています。

そして、入金(銀行に振込まれるおおよその金額)も載っていますね。

 

なので、ここからおおよその利益を出すことができます

例えば、この商品の仕入れ価格が4500円としましょう(新品の場合)

カート価格を見ると6200円販売されており、入金(銀行に振込まれるおおよその金額)は5017円ですね。

 

利益の計算方法は、

入金-仕入れ金額-(FBA倉庫への配送料)=利益(おおよその利益)

になります。

おおよその利益と書いているのは、必ずしも1円単位でぴったり正確ではないという意味です。

多少のズレはありますね。

(FBA倉庫への配送料)は、1箱だけ宅急便で送る場合、ダンボール120サイズで大体1500~1800円程度です。

 

ダンボール内に15点~18点商品を納品すれば、ひとつ当たり100円程度ですね。(一般的論)

 

ちなみに、FBA倉庫への配送料を( )にした理由は、人それぞれ納品個数や配送業者が違うため、その商品にかかる配送料金がバラバラであり、商品一つにかかる送料が数十円と少なく済む場合があるため、考慮しなくても良いと考えているためです。

 

せどりの仕入れ(youtube)動画等で出ている見込み利益の計算も、配送料は考慮されていない場合が多いですね。

 

せどりで稼ぎ始めると仕入れ個数も増えると思います。その時は、ヤマト便を利用し送料を下げることができますので是非検討してくださいね。

今回の場合の利益は、

5017円(入金)-4500円(仕入れ額)-(FBA倉庫への配送料[今回は0円と仮定])=517円

見込み利益は、517円となります。

【見込み利益】

見込み利益というのは、モノレート上で計算した利益の事で、実際の利益が100%一致するかは分からないため見込み利益という表現をします。

【値下がりのリスク】

商品を仕入れたものの「値下がり」がせどりにはつきものです。

 

私も、「見込み利益が1000円よっしゃ~!」とその時はなったものの、いざ納品してみると値下がりが起こり「実際の利益がマイナス・・・」というのは実際にありましたね。

 

なので、これからお伝えしていくモノレートユーザー等しっかり見て、値段が下がるかどうかの予想(予防)をする必要があります。

【利益率】

利益率とは、「売上げ高から見て、その何%が利益になったのか」ということを表す計算式です。

粗利÷販売価格(売値)×100=利益率

一般的には、せどりの利益率は20%が普通とされています。

私個人の仕入れ基準ですが、
店舗せどりでは利益率が15%以下の商品は仕入れないです。
(この基準は人それぞれです)

 

電脳せどりでは、利益率が落ちてしまうのは仕方ないため15%でも仕入れています。

この商品の利益率は、

517円(見込み利益)÷6200売値(販売価格)×100=8%

利益率8%とかなり低いですね。

私の場合、店舗せどりであれば利益率15%以下であればスルーしますね。

なのでこの商品をリサーチした場合は、仕入れていませんね。

ここまでまとめておきますと、

私はまず利益額を見て、それから利益率を見ます。

利益が出ること(利益率が良いこと)を確認次第、モノレートのランキング等深く見ていきます

利益が出ていない商品のモノレートのランキング等を見ても効率が悪いですからね

 

そして(店舗せどりの方は)見込み利益はリサーチアプリで(モノレートをいちいち見なくても)、計算することができます。

店舗せどりをやろうと思われている方は、アマコード等の無料リサーチアプリで見込み利益額がすぐ計算できるようになっています。

 

有料リサーチアプリだと、利益率等も一目で分かるようになっていてさらに便利になる感じですね。

 

下にアマコードアプリの見込み利益の例を載せておきます。

アマコードアプリ

モノレートの見方(ランキング)

ランキングの波形を見ることでその商品がどれくらい売れているかという売れ筋が分かります。

この画像の場合、波形がバキバキに折れていますね。売れ筋が良いということです。

 

ここで注意して見て欲しいのが、新品が売れたのか・中古が売れたのかということです。

ランキングの波形だけでは、新品・中古どちらが売れたのかがわかりません。

 

なので、1枚目の1ヶ月の販売数をみてみましょう。

みてみると、新品が1ヶ月で37個売れて、中古が9個売れています。

この商品は新品・中古でも売れ筋が良いので仕入れ対象になりますね。

【仕入れてはいけない商品】


リサーチをしていると必ずこのようなランキング波形に出会います。
このような波形は全く売れていない商品です。(波形が折れていないから)
利益が出るからといっても絶対に仕入れてはいけませんよ。

何回ぐらい波形が折れていたら仕入れるべきなの?

人それぞれの基準があるため、難しい問題ですね。

出品者数(ライバル数)等の状況によって変わってくるのです。
例えば、月に1個だけ売れている商品でもライバルが全くいなければあなたがカートを取って売れますよね。

 

なので、仕入れても問題がありません。

 

しかし、ライバルが多くいる場合、一個しか売れていないとあなたがカートを取れるまでに時間がかかり、出品しても売れないという事が起こりえます。

 

せどりを始めたばかりの頃は、波形がバキバキに折れている商品を狙うのが良いでしょう。慣れてきたら、売れ筋が少し悪くても仕入れてみて売れるか検証していくのが良いです。

 

売れ筋が悪いと、売れるまでに時間がかかる場合がほとんどですので、資金に余裕のある方は売れ筋が良くなくても(売れなくても)資金がショートしないため良いのですが、資金に余裕のない方は、売れないと資金がショートしてしまうため、やはり売れ筋の良い商品を狙うのが良いですね。

ランキングは何位までなら仕入れたらいいの?

私はランキングが何位までなら仕入れるという基準はありません。

 

月に何個売れているか(ランキング波形が折れているか)をチェックして、売れているならランキングが何位でも仕入れますね。

 

なので、ランキングが何位であろうが、売れ筋を見て売れているなら仕入れるという判断で良いですよ。

いつ・新品か中古どちらが売れたのかをもっと正確に見たい場合

モノレートを下の方までスクロールすると、↑のような画面があると思います。

この画面で見れるのは、いつ売れたのか、新品・中古どちらが売れたのかが正確に見れます

 

この商品の場合、ランキングが4667位→1352位とランキングが上昇した時に、商品が売れたことを表します。

次に、新品・中古の出品者数を見てみると、新品が1人減っていますね。

これは、新品が売れたということを示します。

『中古販売で役立つ知識』

よくある間違いで、この画面を見て、ランキングが上がった時の値段が中古だと3500円と表示されているから、「3500円で売れた商品なんだ」と勘違いされる方がいます。

 

これは、6/2時点でのこの中古商品の最安値が3500円であるということで、3500円で売れたということではないですね。

 

中古商品だと、「可」「良い」「非常に良い」等があり、だいたい「可」が最安値になっています。

 

「良い」「非常に良い」の商品が売れた可能性があるので、3500円以上で売れている場合があるということです。

 

ここの見方は頭の片隅に少し置いておくぐらいで大丈夫です笑

仕入れの適量判断

店舗せどりで仕入れる時毎回、何個仕入れればいいかな?
って迷うんだけど・・・
何か基準てあるの?

基準はありますね。
在庫リスクをできるだけ低くすることはできます。

 

私がこれからお伝えすることはあくまで参考程度にしてくださいね。(100%売れ残りが無いという事は難しいため)

例を挙げて仕入れの適正量を紹介していきますね。

モノレートを見たときに、1ヶ月に10個売れている商品があったとします。

何個仕入れるのが適当か?

 

答えとしては、出品者が他にいない(ライバルがいない)状態であれば、10個仕入れて大丈夫です。

あなたが、独占的に販売でき問題なく売れていきます。

ただ、ほとんどの商品にライバルがいますよね。

 

では、ライバルが4人いたとしましょう。

あなたを含めると、5人でのカートの取り合いになります。

この5人はどのようにカートを取得していくと思いますか?

現在カートを取っている(仮にAさんの)在庫が無くなったら、次の人にカートが移動するんじゃないの?

 

私も最初はそう思っていました。

ですが、違いました。
実はカートは独占ではなく、1つ売れたら次の出品者にカートが移るようになっています。
新しくカートを取得した人も、1つ販売すれば、また違う方にカートが移動します。

つまり、カートは順番に回っているのです。

ポイントは、カートは順番に回るということです。

では、問題です。

出品者が5人(A~E)います。

Aさんが在庫2個、Bさんも在庫2個、Cさんも在庫2個、Dさんも在庫2個、Eさんも在庫2個もっていたとしましょう。

モノレートを見ると、月に10個売れています。

さて、Aさんは1ヶ月に何個売れると予想できますか?

 

答えは、Aさんは1ヶ月に2個商品が売れていきます。もちろんB~Eさんも1ヶ月で2個売れていきます。

10個の商品を5人で割ると一人あたり2個売れていく

 

ここから言えることは、1ヶ月に10個売れる商品があり、出品者が自分を含め5人だった場合、仕入れる個数は2個が適正ということです。

2個仕入れておけば、1ヶ月で問題なく売れていくと予想できます。

 

ここで、資金の問題が出てきます。

資金に余裕のない方は、1ヶ月で売れる個数を仕入れるのが良いですね。

資金に余裕のある方(稼いで余裕が出てきた方)は、まずは1ヶ月で売れる個数を仕入れてみて、その後2ヶ月・3ヶ月で売れる個数を仕入れるというふうに、少しずつステップアップしていきましょう。

一番怖いのは、2ヶ月分・3ヶ月分仕入れたけど2ヶ月目以降全く売れなくなったとか数ヵ月経って値段が下がり、利益がマイナスになることです。

なので、経験値を積んで、仕入れる個数を掴んでいきましょう

 

モノレートの見方(ランキング)をまとめておくと、

①ランキング波形が折れているか(1ヶ月で3回以上売れている商品の仕入れを推奨)

②仕入れ個数は、ライバル数を要チェックし月に何個売れているかを見て判断

③ランキング波形が全く折れていない商品は絶対に仕入れてはいけない

モノレートの見方(モノレートユーザー)

モノレートユーザーとは、その商品のモノレートを開いた(見た)人数を示します。

例えば、モノレートユーザーが0の場合、誰もモノレートを開いて(見て)いないということです。

 

モノレートユーザーで分かることは、ライバルが何人その商品に気づいているかということです。

ライバルが気づき始めると、出品者が増えます。

出品者が増えると、価格競争が起き、値崩れが起こります。

 

なので、モノレートを見た時点では、「見込み利益○○○円~よっしゃ~」となるものの、モノレートユーザーを見ていなくて、出品者が増えた場合価格競争が起き、気づいたら利益がマイナスなんてこともよくありますね。

私も、(特に新品)の値崩れを何度も経験しています。

↑の画像は、実際に仕入れた商品が仕入れ値540円/売値540円/利益-484円という画像です。(プライスターという有料アプリ画面)

この商品は、モノレートユーザーをよく見ておらず、今後ライバルが増えるかどうかの予想(予防)ができていませんでした。

案の定、ライバルが増えて価格が落ち、利益がマイナスになりました笑

 

ところで、モノレートユーザーが何人いたら危険信号なの?

何人いたらと厳密に答えることはできません。
しかし、私はあるモノレートユーザーの波形になったら仕入れ対象外にしますね。

詳しくは、↓の私が実際に仕入れた商品に値崩れが起きた事例で説明しますね。

私が仕入れ対象外にするモノレートユーザー波形は↑のような波形です。

ポイントは、『急に』モノレートユーザーが増えた

この商品は今までライバルがほとんど気づいていない商品でした。

しかし、急にモノレートユーザーが増加し、その後出品者が増え、値崩れがおきています。

 

ちなみに、この商品は全国のヤマダ電機で一斉に値下げが行われた商品です。

なので、全国にいるライバルせどらーさんがヤマダ電機でこの商品を見つけたということですね。

この商品も利益マイナスです。
良い勉強になりました。

 

経験から断言できますが、モノレートユーザー数を見ると見ないとでは、利益が多く変わってきます。

モノレートユーザー数は必ず確認しましょうね。

まとめておくと、

モノレートユーザーで、今後のライバルが増えるのか見極めましょう。

モノレートの見方(出品者数)

出品者数とは、ライバル数のことです。

出品者数(ライバル数)が多ければ多いほど、価格競争が起き値崩れが起こりますね。

個人的には、出品者数(ライバル数)が20~30人以上と多いと値崩れのリスクが販売経験上ありますね。

 

なので、出品者が20人以上いる場合は注意して仕入れてくださいね。(この20以上というのはあくまで目安であり、人それぞれ基準が違います)

 

せどりを始めた方でリスクを負いたくない方は、出品者数10人前後の商品を仕入れることをオススメしますね。

 

やはり、値崩れの起こる確率が低いです。

より安全に仕入れることができますよ。

もうひとつ重要なポイントが、

出品者が増加傾向にあるのかどうか

出品者数が増加傾向にあると、やはり価格競争が起き、値崩れします。

せどり初心者の方は、このような出品者数が増加傾向にある場合、スルーしても良いと思います。

 

この商品は、売値5000円→売値3000円程まで下がっていますからね。

 

ここから言えるのは、利益額(利益率)が良い場合は仕入れても良いですが、利益額(利益率)が少ない場合は、スルーが無難ですね。

出品者数もしっかり確認し、仕入れミスを減らしましょう。

まとめ

モノレートで見るべき所は、

・カート価格

・ランキング

・モノレートユーザー

・出品者数

これら4つを見て、仕入れ判断をしましょう。

以上です。

タイトルとURLをコピーしました